最近、第1回「中日青年交流大会」が東京都台東区で開催された。中日両国の青年は20人余りが昔を語り、成長の経験を分かち合い、両国の友好と青年交流への期待を共に語った。
今回の交流大会は、日本中国青年友好交流協会によって主催され、中日青年間の文化芸術交流を通して両国青年間の相互理解を深め、両国青年間の友好交流を促進することを目指した。
2011年3月11日、日本の東北地方でマグニチュード9.0の地震が起こった、それによって大津波が起こった。東日本大震災の後、岩手、宮城、福島など深刻な被災を受けた地域の中学生は500人余りが、2011年から2012年まで招きに応じ、北京、上海、陝西省、山東省などを訪問し、地元の青少年と交流を深め、友情を結んだ。
中日両国は一衣帯水の隣国であり、互恵・ウィンウィンのパートナーでもある。コロナウイルス感染症が起こった以来、中日両国は共に疫病と戦い、困難を乗り越えて、両国人民は互いに支え合い、助け合って、新しい時代の友好のエピソードを書いた。中国ではコロナが一層深刻した時、「山川域を異にすれども、風月天を同じうす」「衣なきというのか、子と同裳する」のような、日本からの援助物資に書いた古詩に心を打たれた。「桃を贈られてお返しに李を贈る」「青山とともに、風雨を担う」のような、日本への援助物資に丹念に選んだ言葉に、中国人民の偽りのない気持ちを寄せた。
交流大会では、中日両国の若い学生が手を携えて来場者に面白い演芸プログラムを披露した。ストリートダンス、歌、クローズアップマジックなどは、観客を魅了した。
また、大会では丹念に作った歓迎用のショートムービーが再生され、来場者全員に「中国へようこそ、成都へようこそ」と呼びかけた。
日本中国青年友好交流協会の廖宇靖会長はこのように言った。中日両国の指導者は新しい時代の要求に合わせる中日関係の構築について既に重要な共通認識に合意した。
新しい時代の中日関係は新しい発展のチャンスに面している。両国の青年は中日交流協力を進める中で成長すべきだ。来場者がお互いに励まし合い、友情を深めることを望んだ。今回、縁があって集まった中日青年の友情が天地のごとく長続きするように心から願った。