2024年6月5日から11日まで、日中青年友好交流協会(JCYFA)が綿密に企画・運営した「日本美容皮膚科スタディーツアー」が、多くの期待の中、無事終了した。 このスタディーツアーには、中国の主要地方からのエリートだけでなく、南半球のオーストラリアからも美容業界の仲間が参加した。 1週間のコンパクトな日程の中で、一行は日本の一流大学や有名医療機関を訪問し、皮膚科学と美容医学の分野における最先端の発展を共に目の当たりにした。
京都大学大学院医学研究科皮膚科学教室が主催し、各方面から支援を受けた代表団一行は、各地を出発し、6月5日に大阪関西空港に集合した。 旅の疲れにもかかわらず、皆、これから始まるアカデミックな宴への期待に満ちていた。
京都大学皮膚科学教授の椛島健二教授の計らいで、一行は6月6日から9日までの4日間、京都大学で綿密な調査と交流を行った。 島椛教授は、生理活性脂質メディエーター分野の経験豊富な研究者であると同時に、シンガポールのSRIS/SIgNの主任研究員、またシンガポールの国立皮膚センターの客員コンサルタントも務めている。 彼の指導の下、訪問団のメンバーは、炎症性皮膚疾患の免疫発現モジュールによる診断と標的治療、ケラチノサイト癌の合理的管理など、多くの最先端のトピックを取り上げ、皮膚科学における最新の研究成果と臨床応用について体系的に学んだ。
代表団は、オーストラリアのクイーンズランド大学皮膚科からMichel Gilliet教授をお招きし、ケラチノサイト癌の病態と合理的管理について詳細なディスカッションを行なった。
また、美容医療に関する知識やリスク管理、幹細胞美容やアンチエイジングに関する知識や製品、国内外のニキビ治療など、人気の高いテーマについても綿密な研究・討議を行った。 特に幹細胞美容アンチエイジングの分野では、山中伸弥教授がiPS細胞研究所所長として、幹細胞の疾患治療や美容アンチエイジングにおける最新の研究成果や応用の展望を披露し、参加者に大きな利益をもたらした。
訪問団は、熱心な勉強に加え、現地の日本のチェーン美容クリニックや病院を訪問し、様々な美容機器の種類や使用方法について学び、幹細胞の問診や上清液の塗布などの最先端技術を直接体験した。 東京での自由時間には、参加者は東京の魅力と文化遺産を存分に体験した。
今回の研修旅行で、参加者は世界トップレベルの皮膚科学研究の成果や臨床応用技術を得ることができただけでなく、日本の美容皮膚科市場の成熟と進歩を深く実感することができた。 視察期間中、参加者は業界の多くの専門家や同業者と出会い、国際的なネットワーク資源を拡大し、将来のキャリア開発のための強固な基礎を築いた。
終了後、参加者たちは今回の視察は実り多く、専門性を高めただけでなく、国際的な視野を広げ、国境を越えた学術交流の貴重な経験を積み重ねることができたと感想を述べた。 今回の視察を通じて、中国の美容業界の発展のために、より多くの知恵と力を提供することができると信じている。
日中青年友好交流協会(JCYFA)はイベントの主催者として、イベントの成功を温かく祝福し、参加者全員と支援部隊に心からの感謝を表明した。 当協会は今後も、日中両国の青少年の交流と協力を促進し、両国の友好関係の継続的な発展に貢献していく。