先日、日中青年友好交流協会理事会会議が東京で開催された。中日両国の団体、組合、大学及び国際友好団体から100人近くが参加した。
会議では、『日中青年友好交流協会第一回理事会活動報告』と『日中青年友好交流協会协会規約(改正案)』が審議・採択された。日本東方芸術団の責任者であり、『関西華文時報』コラムニストである田偉氏が第二回理事会名誉会長として任命され、第二回理事会常務理事候補者が選出された。
来年は中日国交正常化50周年となり、中国有名な劇作家、詩人、中国国歌の『義勇軍行進曲』の作詞者である田漢の姪として、自分が文芸で中日の友好交流を進めていきたいと田偉名誉会長が述べた。
この15年間、田偉さんは団体を率いて中日間を行き来し、中日間の文化芸術交流と協力に力を入れ、50回以上のチャリティー公演を行った。 彼女の努力と貢献は、両国政府と国民から認められ、支持されている。2009年、中華人民共和国建国60周年を記念するために、中国国家文化部は『栄光に輝く60年間各界傑出した人材100人』と題した特別切手を発売した。田偉さんは国家カードに載せられ、優れた業績をあげた傑出した人材100人の一人に選ばれ、国家カードとともに歴史に載せられた。
廖宇靖協会会長が次のように述べた。今年は中日文化・スポーツ交流深化の一年である。東京オリンピックに次ぐ世界的なスポーツイベントである北京冬季オリンピックの開会式を目前に控えている。また、今年9月には第19回アジア競技大会が中国・杭州で、2026年には第20回アジア競技大会が愛知・名古屋で開催されることになっている。大規模なスポーツイベントの開催や「文化・スポーツ交流深化年」をきっかけに、中日両国民衆が文化的な交流をさらに強化し、心の絆を深め、より良い未来を共に築くことを期待している。 冬季オリンピックやアジア競技大会への日本選手の参加を歓迎するとともに、各国の選手が成功を目指してフィールドでファイトを燃やすことを期待している。新しい時代における中日関係の改善と発展の勢いをしっかりと把握し、中日間友好を共に図り、交流と協力の青写真を共に描き、次の50年間の中日関係の明るい未来を作るように民間的に貢献していきたいと思う。
日中青年友好交流協会は、中日両国の青年の理解と友好を深め、国際交流と協力を促進し、共同発展を図ることを旨として、2020年に設立された。今までは中日青年交流大会や東京オリンピックに役立つ活動などが行われた。