4月22日、中華全国青年連合会主催のシンポジウム「第1回人材円卓会議-RCEPのチャンスをつかみ、日中韓の協力枠組みを深めるために」がオンラインで開催された。日本中国青年友好交流協会の廖宇靖会長は招きに応じ、シンポジウムに参加した。ゲストスピーカーとして「中日韓文化はRCEP協力においていかに「共に美を示す」ことができるか」というテーマの講演を行った。
『地域包括経済パートナーシップ协定』に調印したことで、世界で人口が一番多く、経済貿易規模が一番大きく、最も有望な自由貿易区が公式に発足することになった。中国全国青年連合会は「RCEPのチャンスをつかむ-日中韓協力の枠組みを深める」という国内外交流シンポジウムを開催し、RCEPの実施が企業にもたらすチャンスとチャレンジ、青年の革新と発展を共に討論し、日中韓経済自由貿易区に関するRCEPの政策などを深く理解した。
中国商務部国際貿易経済協力研究院アジア研究所副所長兼研究員の袁波さん、韓国延世大学国際人材学院教授の楊毅さん、日本中華青年連合会創立者の郭磊さん、全韓国中国学学者・懇親会会長の年陳さん、中日ボランティア協会創立者・会長の張剣波さんなどの専門家や学者がシンポジウムに出席した。
廖宇靖会长は講演で、中国、日本、韓国はアジア経済の中心であり、中国、日本、韓国でRCEPが公式に発効することは、文化的に同質であるアジア全体の経済発展に寄与し、アジアの結束と協力により貢献するものであると述べた。
廖宇靖さんは、長い歴史を経ち、日中韓三国は「和して同ぜず、和して共生」という東アジアの文化的価値観を形成してきた。その共同文化的価値観を基に、三国の協力にはやりがいがある」と強調した。
廖宇靖さんは次のように提案した。
一つ目、お互いに尊重と寛容をもって、より緊密な戦略的パートナーシップを発展すること。二つ目、華僑の橋渡し役とつなぎ役を十分に発揮し、民衆間の交流の基盤を絶えずに強化すること。三番目、開放包摂、相互学習と相互啓発を堅持すること。
また、廖宇靖会長は座談会で中華全国青年連合会の指導者及び会議の参加者に「中日韓青年交流訪問プロジェクト」などの活動を紹介した。